留学にはお金も時間、そして勇気も必要なものです。
そのため、一度きりの留学経験で失敗したくない、そう思う人はきっと多いことでしょう。
「都会と田舎どっちの方が良い」というのは完全に主観的なものになってしまいますし、人によって求めるものによって好き嫌いはあると思います。
なので、この記事で都会と田舎の両方に留学した僕の感想を共有させてもらい、
皆さんの決断の1つの材料としてもらえればと思って書きます。
高校はカナダの田舎に留学
細かい地名などを出すのはあまりよろしくないと思うので書きませんが、僕はカナダの田舎の地域の高校に正規留学しました。
その地域内でも一度高校に転校したものの、2年間在籍して卒業しました。
田舎のメリット
田舎に留学するメリットとしては、
- 日本人・東アジア人が少ない可能性が高いため、留学感が出る
- 英語が上達しやすい(日本語を使う環境に流れてしまいにくい)
- 学生の人数が少ないため、先生からのヘルプを多くもらえる
- 優しい人が多い
- 町がすごくアットホームな感じがする
というのがあります。
日本人は特に「日本人とは一緒にいないようにしたい」という考えを持っている人が多い気がしていますが、その場合は田舎の方が良いかもしれません。
日本でも同じですが、田舎の方が気が穏やかな人が多く、優しい人が多い印象です。
また、学生の人数が少ない分、先生の心にも時間にもゆとりがあるのか、困ったらいろいろ助けてくれる先生が多いと思います!
田舎のデメリット
田舎に留学するデメリットとしては、
- 日本食が高い確率でない
- アジア系スーパーもない可能性が高い
- 娯楽や新しいお店などがなく、やることがあまりない
- 人、出会いが少ない
- 買い物も他の町まで車で行かなければいけないことも
- 公共交通機関がほぼない
簡単にまとめると「不便」ということですね。
一番のデメリットはやはりやることのなさでしょう。
今どきはインターネットがあるので、ある程度それで楽しむことはできますが、長期で生活をしているとどうしても飽きてしまいがちです。
それに日本食を食べれないというのも辛いと感じる人もいるかもしれません。
僕は食べ物に関してはそんなに気にはなりませんでした。
大学はカナダの都会に留学
カナダの大学に正規留学して、4年間で卒業しました。
高校と大学の違いももちろんありますが、やはり田舎とはかなり違う生活だったなと思います。
都会のメリット
都会に留学するメリットとしては、
- いろんな娯楽や行ける場所がある
- 多種多様な人に出会える
- 色々な言語に触れることができる
- 日本食レストランもアジア系スーパーもいろいろある
- ホームシックになりずらい(?)
- 公共交通機関が便利
というのがあります。
いろんなもの・人がいるとやはり生活の幅が広がって、充実感も増えると思います。
メリットかは人それぞれだと思いますが、都会の方が遥かに東アジア人の割合が高いです。
都会のデメリット
都会に留学するデメリットとしては、
- やはり田舎と比べると留学感が少ない
- 人とのつながりが薄くなりがち
- 日本人や東アジア人としか遊ばなくなってしまいがち(※デメリットとは限りません)
- 外食が増えて出費が増えがち
- 英語を勉強する意思が揺れがち
都会のデメリットは「~がち」のように、結局本人次第だけど、環境的にそうやってしまいやすい…というものが多いですね。
元々英語を勉強する気もなかったのだと思いますが、僕の知り合いの中には、中国国籍の人で4年くらいカナダに住んでいてほとんど英語の単語を知らないという人もいます(汗)
田舎だとコミュニティが小さすぎて選べませんが、都会だといろいろコミュニティがあることで、一緒に居たい人を選べてしまいます。
そうすると、日本語を使える楽なグループに行きがちになってしまう人もいるでしょう。
まとめ
高校で留学するのと大学で留学するのとでは、「田舎・都会」の好き嫌いがかなり変わってくる気がします。
高校生の場合はもともと門限があったり、飲み会とか遠出とかがもともとできないので、交通機関の便利さとかいろいろな娯楽があるかどうかによる影響は少ない気がしますし、そんなに気にならないかもしれません。
一方、大学生になるといろんなことを試したくなったり、幅広い人付き合いをして自由に過ごしたくなる歳だとも思うので、やはり都会の方が楽しめるのではないかな、と個人的には思います。
どっちの方が英語を上達させることができるのかは、本人次第だと思います。
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