海外留学をしたい理由の1番は「英語力アップ」なのではないでしょうか。
これから留学を考えている人は、どのくらい英語力を上達させることができるのか気になっている人が多いかと思います。
僕はカナダの公立高校に2年間通って卒業しました。
その2年間でどのくらい英語力を上達することができたのかについて今回は書いていきたいと思います。
留学前の英語力
僕がカナダ留学をする前の英語力は、
- 英検2級
- TOEIC670
でした。
英検2級はある程度の余裕をもって合格しましたが、準1級は全く手が届かないといった感じでした。
TOEICについてもリーディングはすべて読み切れないくらいのスピードで、リスニングも答えが分かったとしても完璧に聞き取れるわけではなかったのを覚えています。
英検やTOEICでは測れませんが、スピーキング力は日本語をベースに頭で文法を考えながら、少し止まりながらであれば話せるくらいの実力でした。
留学2年後の英語力
カナダの高校に2年間通った後の英語力は
- IELTS Overall 7.0 (R7.0 L7.5 S6.0 W8.0)
という結果になりました。
感覚的な話で言うと、「英語で話すのは慣れてまあまあ自信がついたが、自分より話せる人は周りにもいるし、ネイティブと話すたびに大きな差を感じる。」という感じのレベルです。
それでも、一番スピーキング力が伸びたと思いますし、かなり上達したと思っています。
その頃に受けた英語資格試験がIELTSしかなかったので、完全な比較はできませんが、ネットの換算表を見てみると、
- 英検1級
- TOEIC870~970
相当のレベルのようです。
これだけを見ると、2年間で英検は2級から1級に、TOEICは670から870と200点上がったと言えます。
これらの試験で必要な英語力のジャンルが違うので、当時の僕が英検1級を取れたかと言われれば勉強なしでは絶対に取れませんでした。
ただ、模擬試験を解いてみたときの感覚としては、英検は初めの方の単語問題が難しいだけで、長文やリスニングは問題ないと思えるレベルには上達できました。
また、その頃にTOEICも模擬試験を解いてみたのですが、スコアは覚えていないものの、何とか全部の問題に答えることができる読むスピード・リーディング力は身につきました。
まとめ
僕の場合、
- 英検は2階級アップ
- TOEICは200点アップ
というのがカナダ留学2年間で得られた英語力ということになりました。
確実に言えることとしては「留学をした方が遥かに速いスピードで英語力が上達する」ということです。
やはり、英語を生活に組み込んで、人との会話、標識のサイン、食べ物の栄養表示、教科書など、すべてが英語になることで自然と単語量は増えますし、いろいろな表現を学べます。
一番いいのは「自然に上達できる」という点です。
日本の学校で英語を”勉強”した場合、試験のために必要な単語を無理やり覚える感じで勉強するわけですが、これは結構ストレスだと僕は思います…
その単語が自分の生活に必要なものになると、遥かにスムーズにストレスなく覚えられます。
これは確実に留学のメリットですね♪
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