カナダの公立高校を卒業した僕が考える海外高校留学に必要な英語力

高校
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僕がカナダに初めて留学したのは8年ほど前。

あれからいろんなことがあったな…

8年も経ってるのだから当たり前ではありますが(笑)

これからカナダや他の英語圏の留学を考えている人は英語力などで不安がある人も多いかと思います。

そんな方に向けて、当時を振り返りながら、その時に感じたことや英語力などについての経験を共有できたらと思い、書いてみようと思います。

海外留学が初めての海外経験

僕はカナダの公立高校に留学したわけですが、それまで家族とも友達とも一緒に海外旅行に行ったことがありませんでした。

なので、その時の留学が初めての海外経験になります(笑)

英会話を習ってはいたものの、初めての海外、しかも一人での留学だったのでかなり緊張していましたが、

留学は自分で決めたことだったのですごくワクワクした気分で心配や不安な気持ちはありませんでした。

TOEIC670の英語力でカナダの高校は?

当時の僕の英語のレベル

僕が日本を出たときに持ってた英語の資格は、

  • 英検2級
  • TOEIC 670

でした。

英検2級…高校卒業程度のレベル。社会生活に必要な英語を理解し、使用できることができる。
TOEIC670…英検準1級に相当らしい(ネット情報)

TOEIC670は英検準1級に相当とされているみたいですが、私は当時絶対に英検準1級には受からなかったと思います。

実際にカナダの高校生活で通用したか

何をもって「通用した」と言えるのかは難しいので、これはできた、これはできなかったという感じで書いていきます。

パーセントの数字がどのくらいできたかの感覚です。

  • ホストファミリーとの会話(70%)
  • レストランなどでの注文(50%)
  • 教科書等のリーディング理解(70%)
  • 国語(英語)の授業でのリーディング(20%)
  • 先生の授業・スピーキング理解(50%)
  • クラスメイトとの会話(10%)

こんな感じでした。

ホストファミリーは僕の第一言語が英語ではないことを理解しているので、分かりやすくゆっくり話してくれるので、コミュニケーションで困ることはほとんどありませんでした。

レストランではほとんど聞かれること、言うことが決まっているものの、結構速く話す人や小話を挟む人がいるため、「ん?」ってなることが時々ありました。

数学や地理など教科書のリーディングはもともと日本で学んだ予備知識があったため、文章自体が完璧に分からなくても内容が理解できますが、

国語(英語)の授業だと小説などを英語で読むため、これはかなり難しかったですね。知らない単語だらけで(笑)

先生の授業はホワイトボードに書きながら話したり、比較的分かりやすくゆっくり話す人が多かったため、ある程度理解できました。

一番難関だったのがクラスメイトとの会話ですね(笑)

いきなり、”Yo, what’s up man”とか言われても「なんて返そうか…」とか考えている間に5秒くらいたって、「(何こいつ何も言わないの?)」みたいな空気が流れることは何度もありました(笑)

日本でも若者の方が話すスピードって速いし略語とかを使うじゃないですか、それと同じでクラスメイトとの会話で壁を感じる人が多いと思います。

海外の高校留学に必要な英語力は?

ネットを見ると「英語力は0でも大丈夫!」といったフレーズを見かけますが、僕はあまりオススメしません…。

もちろん英語力が0でも先生などの助けをもらいつつ、「何とかついていくこと」は可能かもしれませんが、それだとかなりつらい生活になってしまうと思います。

「周りが何を言ってるのか分からない ⇒ 自信を無くす⇒ 積極的になれなくなる ⇒ 英語が上達しない」

といったサイクルになってしまう人も多いのではないでしょうか。

チーム系のスポーツをする人は英語がそこまでできなくても友達は作れると思いますが、上手くコミュニケーションが取れないと本当の意味での「気が合う友達」を作るのはかなり難しいと思います。

そうすると、せっかくの海外留学経験も楽しいものではなくなってしまいそうです。

なので、僕は「最低でも英検準2級、できれば僕と同じ英検2級」は持った状態での留学をおすすめします。

※もしコミュニケーションで大変な思いをする覚悟があって、友達もできないかもしれないことを考慮したうえで、それでも留学するんだ!という強い思いがある人は英語力0でも充実した生活ができるかもしれませんが…

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